妙義山に新たな拠点 名勝100周年に合わせ、ビジターセンターがオープン 群馬・富岡市
上毛新聞
2023年8月23日
妙義山の国名勝指定100周年に合わせ、富岡市が整備してきた市妙義ビジターセンターが「山の日」の11日に開館し、式典が開かれた。イベントも行われ、県内外からの来館者でにぎわった。
群馬の好きな山は赤城山が圧倒! 運動会の「赤城団」「榛名団」「妙義団」で県民意識高まる?
式典あいさつで榎本義法市長は「妙義山を愛する人たちの憩いの場、交流の場として親しまれ、新たなにぎわい創出の場となることを期待する」と述べ、関係者と共にくす玉を割って開館を祝った。
式典後には、妙義八木節保存会(田村典緒会長)が「妙義紅葉ライン」などを披露。新たに整備された芝生広場で飲食や物販などのオープニングマルシェも行われた。
センターは、1994年開館の市妙義ふるさと美術館を改修した。来館者数の減少で、地域住民や関係団体などでつくる推進委員会が活用を協議。妙義山周辺の観光や歴史、登山情報などの総合的な発信拠点を目指し、昨年度から整備を進めていた。
入館無料。午前9時~午後5時。月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始は休館。問い合わせは同センター(☎0274-73-2585)へ。
詳細はこちら