アクティビティ充実の群馬、子供が楽しめる栃木… じゃらん「宿泊旅行調査」都道府県ランキングの結果は?
リクルートの観光に関する調査研究機関「じゃらんリサーチセンター」は、全国1万5千人超の宿泊旅行者を対象に行った「じゃらん宿泊旅行調査 2023【都道府県魅力度ランキング編】」の結果を発表した。
北関東からは総合満足度でトップ10に入る県はなかったものの、テーマ別の「ご当地ならではの体験・アクティビティが楽しめた」都道府県で群馬県が2位、「子供が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」都道府県で栃木県が4位に入り、人気観光地としての存在感を示した。
総合満足度の1位は大分県。温泉や周辺のまち歩きの充実度が評価され、前年度調査の10位から大きくランクアップした。2位以下は鹿児島県、北海道、岩手県、京都府と続いた。
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テーマ別のうち、北関東勢で最も順位が高かったのは、「ご当地ならではの体験・アクティビティが楽しめた」で2位に入った群馬県。じゃらんリサーチセンターによると「温泉やスノーアクティビティ、景勝地の散策やパラグライダーなどのアクティビティも人気」な点が高く評価された。
群馬県は「魅力的な宿泊施設が多かった」、「地元の人のホスピタリティを感じた」でも、それぞれ3位、7位に入った。栃木県は「ご当地ならではの体験・アクティビティが楽しめた」でも7位となった。茨城県はトップ10圏内へのランクインがなかった。
調査は、観光などを目的とした宿泊を伴う国内旅行(出張・帰省・修学旅行などを除く)の実態を調べるもので、今回で19回目。今回は2022年度(2022年4月~2023年3月)1年間を対象期間として調査を行い、1万5572人から回答を得た。