日光のＧＷ渋滞状況を動画配信　神橋周辺に初のウェブカメラ、迂回の判断材料に

大型連休に合わせ、栃木県は29日～５月７日、国や市町などと連携し日光・那須地域の渋滞対策に取り組む。ポスターや交流サイト（ＳＮＳ）で迂回路を案内するほか、日光市の神橋周辺には初めてウェブカメラを設置し、渋滞状況を動画で配信する。

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神橋近くの国道119号は毎年、駐車場待ちする車が連なり渋滞が発生している。このため駐車場が開放される午前９時～午後６時の周辺状況を県のホームページなどで発信し、迂回の判断材料にしてもらう。

県交通政策課の担当者は「二社一寺から離れた場所からも渋滞状況が分かるので観光ルートの選択肢も増えるはず」と効果を期待する。

また期間中、大谷川河川敷や日光土木事務所、日光砂防事務所では、計約400台分の臨時駐車場を無料開放する（５月１、２日は大谷川河川敷のみ開放）。

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那須地域では、那須岳に近い県道那須高原線の路上駐車に起因する渋滞を抑制するため、峠の茶屋駐車場～大丸駐車場の路肩にコーン標識を置くなどの対策を取る。