旧東中のボルダリング施設が完成、にぎわい創出の場に 群馬・みどり市 

上毛新聞
2023年4月25日

群馬県みどり市が旧東中(みどり市東町神戸)体育館2階に整備していたボルダリング施設のオープニングセレモニーが1日、開かれた。市内の小中学校の授業や部活動で活用するほか、にぎわいを創出する交流の場として市内外の住民にも開放する。完成を市関係者と地元の親子ら約40人が祝った。

市東町地域ビジョンの策定に合わせて、住民の声を受けて1900万円かけて設置。わたらせ渓谷鉄道神戸駅に近く、交流人口増などの役割が期待される。

傾斜や難易度が異なる高さ4メートルのクライミングウォール3面を設置。1階を練習拠点とするNPO法人国際サーカス村協会が指定管理する。

式典で須藤昭男市長は「スポーツクライミングが五輪種目となり、関心が高まっている。将来、施設を使った子が五輪に出るようなことがあったらいい」とあいさつした。須藤市長、近くのあずま小中学校の児童生徒らが登り初めした。体験した同校の星野洸大さん(中学2年)は「昔の学校が人を呼び込む施設に生まれ変わってうれしい」と笑顔を浮かべた。

月曜休館。開館時間は平日午後5~8時。土日祝日などは午前9時~午後8時。市内在住者は無料、市外は高校生以上1日300円、中学生以下同100円。

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