とう粋庵 2年連続大賞 水戸市民お薦めの〝名店〟
水戸市民らがお薦めの飲食店を選んで投票する「水戸三ツ星アワード2022」に、「旬彩和食 千波 とう粋庵」(同市千波町)が2年連続で大賞に選ばれた。準大賞は「ステーキハウス アメリカ屋」(同市米沢町)と「タヴェルナハンバーグ」(同市見川町)が受賞した。
同アワードは、消費者に支持されている飲食店を顕彰することで、店づくりに対する意識を高め、市内の飲食業の活性化を図るのが目的。水戸商工会議所が主催し、今年で6回目を迎える。今回は国内外の観光需要が戻りつつあることから、さらに集客を図ろうと、「おもてなしがすてきなグルメ店」を投票テーマに募集した。インターネット投票を中心に昨年10月中旬から11月末で計2761票が集まった。
とう粋庵は101票を獲得。和食を基本にワインを合わせたコーディネートなど西洋風なアレンジを加えた「モダン懐石」を提供している。「ワイルドビーフハンバーグ」が看板メニューのアメリカ屋は52票、ひきたての肉を使ったハンバーグを提供するタヴェルナハンバーグは49票を獲得した。
とう粋庵オーナーソムリエの上田豊人さん(67)は「昨年の受賞もうれしかったが、今回の『おもてなしがすてき』というテーマでの受賞はさらにうれしい。このカテゴリーの中ではいつまでもトップランナーでいたい」と喜びを語った。
同会議所では受賞店のクーポン付きチラシを作成。各家庭へ順次ポスティングしているほか、JR水戸駅の水戸観光案内所や市内14カ所ある「まちの駅みと」などで配布する。