平和を願って「歓喜の歌」 高崎第九合唱団が群馬交響楽団と共演
上毛新聞
2022年12月31日
高崎第九合唱団(赤羽洋子団長)は18日、群馬県高崎市の高崎芸術劇場でベートーベン「交響曲第9番」を歌う第49回演奏会を開いた。色とりどりの花で飾られたステージで、約160人の団員が平和を願う「歓喜の歌」を群馬交響楽団の演奏に乗せて高らかに響かせた=写真。
ヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」やアカペラでの「きよしこの夜」も披露。観客約1800人が惜しみない拍手を送った。赤羽団長は「歌える幸せ、音楽を聴いて楽しめる幸せを感じてもらいたい。芸術を通して平和を訴えていきたい」と話した。
演奏会の様子は、JR高崎駅周辺の大型ビジョンで生放映された。