高校生とコラボ　秋の味覚パスタ販売　水戸のカフェ、限定30日まで　

水戸市緑町でこだわりのパスタを提供する「ノラズカフェ」は、茨城県立水戸商業高校(同市新荘)の生徒2人とコラボした期間限定メニュー「かぼちゃとさつまいものクリームパスタ」を販売している。カボチャと生クリームを合わせ、具材にサツマイモを入れた逸品で、濃厚な秋の味覚を味わえる。30日まで。

同校の「商品開発」の授業の一環で、自分の開発したい商品が実現できる飲食店に企画書を持ち込み、販売につなげる。コラボメニューは商業科3年、飯村音々(ねね)さん(17)と小畑結愛(ゆあ)さん(18)が試食を繰り返し、約2カ月で完成させた。

クリームパスタは県産のカボチャとサツマイモを使用。カボチャの風味を味わってもらうためにペースト状にして生クリームと組み合わせた。自然な甘さによって、濃厚なのにしつこくないクリームにした。サイコロ状にカットしたサツマイモと、カボチャの皮の「緑」を添えるなど、彩りにも工夫を凝らした。

飯村さんは「ぜひ、地域の方や家族、友達に食べてもらいたい」、小畑さんは「貴重な経験ができて、すごくうれしい」と笑顔で話した。

メニューは前菜とデザート、ドリンクが付いて1500円。同店の営業時間は午前11時半～午後3時。不定休。