「きたかんマルシェ」に57000人 北関東4市、都内で連携事業

下野新聞
2016年9月22日

 【宇都宮】市など北関東3県の県都と群馬県高崎市の計4市が連携し新たな施策に取り組む「北関東中核都市連携会議」が18~20日の3日間、東京・新宿駅西口広場で物産フェア「ランドネきたかんマルシェ」を開催した。3日間で5万7千人が来場し、約510万円を売り上げた。

 食を中心とした各市の特産物の販売を通じて、認知度向上による誘客や新たなマーケットの開拓を図ることが狙い。4市連携の共同プロモーション事業として、初めて企画された。

 会場は約470平方メートル。宇都宮からは宇都宮餃子(ぎょーざ)会による冷凍ギョーザのほか、大谷石の土産品や市産ナシの販売など8ブースが出店した。

 18日には佐藤栄一(さとうえいいち)市長も駆け付け、ギョーザの試食品を配布するなどトップセールスを展開。「ジャズの街宇都宮」をPRしようと、宇都宮ジャズ協会メンバーによるスペシャルバンドの演奏も披露された。

 当初の目標は来場者2万人だったが、結果は予想を大幅に上回った。同会議の事務局を務める市政策審議室の担当者は「地方創生の観点からも、首都圏で本市のPRすることが重要。来年度以降の対応についても検討したい」としている。

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