大名庭園に中秋の名月 甘楽

上毛新聞
2016年9月17日

旧暦8月15日に当たる15日、甘楽町小幡の国指定名勝「楽山園」で「御殿のお月見会」が開かれた。訪れた人は、ろうそく灯籠が並ぶ大名庭園で幻想的な中秋の名月を見上げた=写真。
園内ではろうそく灯籠約500個が通路や池のふちにともされた。厚い雲が切れ、薄雲を円い月が照らすと歓声が上がった。来園者は、ボランティア団体「楽山園友の会」によるジュースの無料配布、紙芝居の読み聞かせのもてなしのほか、茶席、邦楽、月見団子などで秋の夜を楽しんだ。
お月見会は日本の伝統的な風習としての月見を再認識してもらおうと町教委が主催し5回目。

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