「涼」感じる着物展 桐生織塾が52点公開

上毛新聞
2016年5月30日

ㅤ古民家を活用して織物の創作や収集展示に取り組む桐生織塾(新井求美塾長)の企画展「紗(うすぎぬ) 風をはこぶ初夏の着物」が27日、桐生市梅田町の同塾で始まった。柄や色で涼を感じさせる夏用の着物52点を展示している。29日まで。
ㅤアサガオやショウブ、トンボなど夏をイメージする大きな柄の着物が中心。一つの着物に流水とカキツバタ、ヤナギ、ツバメの柄が組み合わさったものや、魚が縦に並んで泳ぐ柄など珍しい着物もある。色合いは寒色系の青や白、緑が多い。
歴史を感じさせる古民家の和室や土間を会場としており、黒光りする柱や梁(はり)と優雅な着物が、互いを引き立て合っている。
ㅤ新井塾長は「エアコンのない時代に、着物の色と柄で涼しさを演出した昔の方々の風情を感じてほしい」と話している。
ㅤ28日は午後5時から朗読劇「新釈源氏物語 末摘花(すえつむはな)の巻」を行う。

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