熱湯浴び、厄よけ祈る 日光・清滝神社で「湯立て神事」

下野新聞
2016年5月16日

 沸騰した熱湯を浴び、無病息災や家内安全を祈願する毎年恒例の「湯立て神事」が15日、日光市清滝1丁目の清滝神社で行われた。氏子や地元住民ら100人以上が訪れ、厄よけと開運を祈る篠田薫(しのだかおる)禰宜(ねぎ)(50)の荒行を見守った。

 神事は、弘法大師空海(くうかい)が同神社を建立した820年(弘仁11年)から続くとされる伝統行事。古代の神明裁判・盟神探湯(くかたち)を起源に持つとされ、県内では当社唯一の行事として毎年5月15日に開催されている。

 この日は好天に恵まれ、汗ばむ陽気の中、篠田禰宜が煮えたぎる大釜に浸したササの葉を振り上げると、どよめきとともに周囲に白い湯気が立ち込めた。

 初めて見学した清滝小6年星野乃彩(ほしののあ)さん(11)は「熱湯をたくさん浴びていたので、とても迫力があった。神社の歴史も学べて良かった」と笑顔で話した。

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