≪行ってみチャオ 県立自然史博物館(富岡市)≫ ユニーク演出夜の館内探検 

上毛新聞
2016年3月4日

標本や模型を通して本県の成り立ち、特色などを学べる県立自然史博物館(富岡市)。展示だけでなく、ワークショップや自然観察会、ミュージアムスクールといった参加型イベントを随時行っている。その一つである「ミュージアムナイトツアー」に参加、普段は入れない夜の博物館を探検した。
今回のツアー参加者は抽選で選ばれた親子10人。受け付けを済ませると、参加者を案内してくれる自称「お宝ハンターのやべちゃん」が姿を現した。「何が起こるか分からないからはぐれないように」との忠告を受け、暗い館内に恐る恐る足を踏み入れた。
館内には火をともしたろうそくが1本。これから何が起こるのかとドキドキしてきた。不穏なBGMが流れる中、全身黒ずくめのダース・ベーダーならぬ「ダース・ペーター」が登場。宇宙や地球、生命の始まりについて教えるという。不気味な姿ではあるものの解説は分かりやすく、すっかり引き込まれた。
その後もゲームやアニメのキャラクターなどが続々と登場して、ユーモアを交えながら恐竜や野生動物の生態、県内の自然環境まで細かく説明。渓流魚のエサの食べ方を見た時には、家で飼っている金魚とはまるで違ったので驚いた。
館内の特徴を生かしながら、サプライズあり、光の演出あり、笑いあり…。途中で飛び出す子どもたちの質問にも丁寧に答えてくれ、予定の1時間はあっという間に過ぎてしまった。
同館は毎月、バックヤードツアーも開催している。通常は公開していない収蔵庫や研究施設など、博物館の裏側を職員が案内する30分のツアー。「今度は裏側を探ってみたい」と思ったのは言うまでもない。

【メモ】同館は動植物の生態などをテーマに年数回の企画展を開いている。19日から5月15日まで「よろいをまとった生きものたち」を開催。関連したイベントや講演会も行う。月曜休館。問い合わせは同博物館☎(0274・60・1200)へ。

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