ぜいたくキャンプ「グランピング」で観光客誘致 鹿沼市がベンチャー支援

下野新聞
2016年2月16日

 【鹿沼】市の「提案型ベンチャービジネス支援事業」を活用し、ぜいたくなキャンプを楽しんでもらう「グランピング事業」が本年度中にもスタートする。都市部の住民を呼び込み、市内の里山風景の中で地元産農産物を使った料理をゆっくりと優雅に味わってもらうサービスで、新たな観光活性化の取り組みとして注目を集めそうだ。

 グランピングは「グラマラス」と「キャンピング」を合わせた造語で、自然の中でホテル並みの快適さやサービスを提供する。日光市内の鬼怒川でラフティング事業などを展開する「エム・アール・ピー」(宇都宮市昭和2丁目)が8日、鹿沼市内にグランピング専門の事業所を設置。事業名を「FLAVOR GLAMPING(フレーバー・グランピング)」とし、本年度中に事業を本格化させることにした。

 12日には、関係者ら約20人が参加してモデルケースのお披露目会を開催。引田の里山に囲まれた休耕田にテント2棟やソファなどを設置し、地元産野菜をふんだんに使った市内のフランス料理店による料理をふるまった。

 利用希望者は、今後同社が作成するホームページで、場所や料理などの希望を伝えて予約する。1グループ最大8人で、料金は4万円ほどを想定。当面は宿泊は行わない。

 同社のほか、ゲストハウス事業とレンタサイクル事業を行う2社も開業資金として市からそれぞれ150万円の補助を受けて準備を進めている。27日には、3事業を連携させたモデルツアーを実施する予定。

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