大作70点ずらり 図録表紙絵も展示 院展宇都宮展が開幕

下野新聞
2016年2月7日

 「再興第100回院展宇都宮展」(下野新聞社、日本美術院主催)が6日、宇都宮市の東武宇都宮百貨店5階イベントプラザで開幕した。伝統を重んじつつ革新を目指す大作70点が会場を彩り、初日から多くの来場者でにぎわった。16日まで。

 開会式で田渕俊夫(たぶちとしお)代表理事が「日本画の伝統を継承して今日につながっている。200回、300回へつなげていくため厳しい目でわれわれを育てていただきたい」とあいさつした。

 会場には郷愁を誘う自然の美しさを描いた大作などが展示され、文星芸術大教授の宮北千織(みやきたちおり)さんら本県関係者6人の作品も並んでいる。100回展を記念した図録表紙絵62点の展示コーナーも同展に花を添えた。

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