春告げる雪中のザゼンソウ 一般公開始まる 大田原

下野新聞
2016年2月2日

 【大田原】市の天然記念物に指定されている北金丸のザゼンソウ群生地で1日、一般公開が始まった。雪の下から顔を出したザゼンソウが、一足早い春の訪れを告げている。

 群生地ではかつて約2千株が自生したが、減少が続いていた。2012年度末には約120株まで減ったが、地元住民や市教委、宇都宮大などが連携して保全と再生に取り組んでおり、14年度末では約330株まで増加している。

 一般公開初日は例年より開花数が少なく、まだ雪が残る湿地の散策道からは5株程度が確認された。「2月下旬から3月上旬が見頃」(同市教委)という。

 花姿が座禅を組む僧侶のようであることが名前の由来とされており、群生地を訪れた那須塩原市豊浦、無職室井良一(むろいりょういち)さん(64)は「名前の通り、雪の中で坊さんが座禅しているようですね」と話した。一般公開は3月31日まで。

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