菊水食品 「奇跡の納豆」発売 全国鑑評会会長賞

茨城新聞
2016年1月11日

昨年の全国納豆鑑評会で、全国納豆協同組合連合会長賞に輝いた菊水食品(日立市東大沼町)は10日、新商品「奇跡の納豆」を発売した。無農薬・無肥料・無除草剤による自然栽培の大豆と職人技が結実した納豆は、大豆本来のうま味と風味が楽しめるのが特徴。菊池啓司社長は「土づくりから商品化まで4年かかったが、自然栽培によって安全でおいしい納豆ができた。多くの人に豊かな大豆の風味を堪能してほしい」と話している。

原材料の大豆は、自然栽培の普及に努める木村秋則さんから直接指導を受けている青森県内の農家から仕入れ、一つ一つ手作りで丁寧に仕上げた。農薬や肥料、除草剤を一切使わないことで「自然界にある本来の土に戻し、土や大豆が持つ本来の力を最大限に生かすことができる」という。

「奇跡の納豆」は、調味料を加えずそのまま食べるか、少量の塩をかけて食べるのがお勧め。「鶴の子大粒大豆」と「青大豆小粒」の2種類が1セットで税別410円。同店、水戸市の京成百貨店で販売する。問い合わせは菊水食品(電)0294(52)5443

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