目玉は「水陸両用自動車」 正月商戦へ福袋詰め 水戸・京成百貨店

茨城新聞
2015年12月29日

 新春の初売りを前に、福袋の袋詰め作業がピークを迎えている。福袋は割安感が大きく、販売前日から行列ができるほどの人気だ。販売側も正月商戦の主力として、プレミア感や体験型の商品を充実させるなど力を入れている。
 水戸市泉町1丁目の京成百貨店では28日、法被姿の社員が福袋の袋詰め作業に追われた。来年1月2日の初売りで約600種類2万1000点を用意。4~6万円相当の婦人服が入った福袋(税込み価格1万円)のほか、パラグライダーや竜神峡でのバンジージャンプなど体験イベントの福袋も充実させた。最高額は輪島塗の漆器で価格は2016万円(税込み)。
 目玉は、本年度の東京モーターショーで展示された水陸両用自動車(同530万円)。同店営業政策部の安岳洋さんは、近年の傾向について「購買意欲は高まっているが、商品を見る目はシビアになっている」とした上で、「各種福袋を取りそろえているので、ぜひ初売りに来てほしい」と話した。

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