赤、白、ピンク 大輪優雅に 茨城・つくば牡丹園

茨城新聞
2022年4月27日

茨城県つくば市若栗のつくば牡丹園(関浩一園長)でボタンの花が見頃を迎えた。赤や白、ピンクなど色鮮やかな大輪が優雅に咲き、来園者を楽しませている。

約6ヘクタールの園内には約1万株のボタンが育ち、24日現在で約800株が開花。一輪の開花期間は通常3~5日で、多彩な品種が代わる代わる咲き誇る。

関園長によると、同園のボタンは直径30~35センチと、通常より一回りから二回りほど大きく、色の濃さや花びらの多さが特徴。今週末にかけて最盛期を迎える見込みで、関園長は「周囲の自然と調和しながら咲いた花と、会話をするように観賞してほしい」と話した。

園内には約5万株のシャクヤクも植えられ、見頃は大型連休中盤ごろを見込む。

龍ケ崎市長山から訪れた会社員、服部尚子さん(54)、高校2年、翔太さん(16)親子は「いつ来ても違った花が楽しめる。色とりどりの雰囲気が良い」と話した。