年間パスで入場割引き 周遊観光促進 北関東3県と福島の動物園、水族館

上毛新聞
2022年4月20日

北関東(群馬、茨城、栃木)と福島の4県にある10の動物園と水族館は来年3月まで、各施設の年間パスポートを見せると入場料が割引きになるキャンペーン「 FIGHTファイト 10テン 『パスとく』」を行っている。

相互利用による周遊観光の促進が目的。入園無料の山田製作所桐生が岡動物園(桐生市)を除く9施設が発行する年間パスを連携施設の窓口で見せると、特典が受けられる。

県内からは2施設が参加する。群馬サファリパーク(富岡市)の担当者は、現在は本県と東京、埼玉、長野からの来場者が多いと説明。キャンペーンで「茨城、栃木、福島からの動員を増やし、年間パスの拡販につなげたい。当園を知ってもらう良い機会になれば」と意欲をみせる。年間パスで入園料を大人(高校生以上)は通常料金から500円引きの2200円、子ども(3歳~中学生)は400円引きの千円にする。

桐生が岡動物園の担当者も「新型コロナの感染対策を心掛けながら、認知度向上や県外からの来園者増につなげたい」と期待した。

群馬以外の参加施設は次の通り。

【茨城県】日立市かみね動物園/アクアワールド茨城県大洗水族館
【栃木県】宇都宮動物園/那須どうぶつ王国/那須サファリパーク/栃木県なかがわ水遊館
【福島県】アクアマリンいなわしろカワセミ水族館/アクアマリンふくしま