春風にそよぐ“花の山” 栃木の植物園大柿花山

下野新聞
2022年4月8日

 【栃木】都賀町大柿の栃木植物園大柿花山で桜や桃、ツバキなどの花が咲き、山の斜面を彩っている。

 大出昌男(おおいでまさお)園長(84)が布袋ケ岡城跡の山で園の整備を始めたのは約20年前。当初はスギの木が乱立していたが、少しずつ花を植栽した。遊歩道も整備し、花を見ながらハイキングを楽しめるようにした。

 現在はソメイヨシノやヤマザクラ、レンギョウなどが見頃。山肌が白やピンク、黄色に染まり“花の山”となっている。大出園長は「桜はあと1週間ほど。次は黄色いカタクリやアジサイなどが咲いていく」と話した。年中無休。入園料500円(中学生以下無料)。(問)大出園長090・5513・5813。