岩肌に愛らしく 足尾でコウシンソウ見頃
下野新聞
2016年6月9日
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日光市足尾町の庚申山(1892メートル)の岩肌で、梅雨時に開花する希少な食虫植物「コウシンソウ」が薄紫色のかれんな花を咲かせている。
コウシンソウは日光火山群にだけ生息し、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧2類に指定されている。霧が立ち込めるような寒冷多湿の岩場に自生し、高さ6~7センチの茎に1センチ程度の花を付ける。
上級者向け登山コース途中に群落があり、8日は岩肌に咲いた小さな花が愛らしく風に揺れていた。同山の自生地は国の特別天然記念物に指定されている。
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