巴波川の遊覧船 運航再開  栃木 定員減らし、2カ月ぶり

下野新聞
2021年10月3日

 【栃木】新型コロナウイルス緊急事態宣言解除後初の週末を迎えた2日、巴波(うずま)川の遊覧船が2カ月ぶりに運航を再開した。

 運営するNPO法人「蔵の街遊覧船」は新型コロナ感染拡大を受け、7月から運行を土日祝日に限定。8月2日以降は悪天候のため運休していたところに追い打ちを掛けるように、本県に3度目の緊急事態宣言が発令された。

 この日は、乗船定員を22人から15人に減らし、井上堀と瀬戸河原公園の往復約400メートルを運航。県内外から45人が乗船した。

 初めて乗船した茨城県つくば市、会社員大西鉄平(おおにしてっぺい)さん(42)は「日帰り旅行で来た。風が気持ちよかった」と笑顔。同法人の青木良一(あおきりょういち)理事長(64)は「思っていたよりも人出が少なかった。これから毎日運航して様子を見たい」と話した。

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