涸沼産の冷凍シジミ、土産品売れ行き好調 茨城・鉾田市観光物産協

茨城新聞
2021年9月2日

茨城県鉾田市観光物産協会は、事務所を置く同市下太田の涸沼観光センターで、冷凍のヤマトシジミを販売している。同センターの来訪者を中心に土産品として、売れ行きが伸びているという。

ヤマトシジミは、事務所近くで、全国でも有数の産地として知られる涸沼で採れたもの。肉厚でうま味成分が豊富なことから「黒いダイヤ」とも呼ばれる。砂抜きしてから冷凍しているため、軽く水洗いすれば、すぐに汁物などで味わえる。価格は1パック400グラム入りで600円。保冷用の氷の無料サービスもある。

同センターを訪れる観光客から、販売所を訪ねられる機会が多かったため、同協会では4月から販売を開始。会員制交流サイト(SNS)で告知したところ、購入者が増えたという。

同協会ではシジミのほか、地元の食品会社から仕入れた唐辛子なども販売。車両を使った移動販売も計画中だ。橋本悦幸事務局長は「徐々に品数を増やしていきたい」と話している。

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