市内お散歩ルート紹介 下野 観光ガイドブック発行

下野新聞
2021年5月25日

 【下野】市観光協会は今月、観光ガイドブックを発行し、市の観光案内所オアシスポッポ館をはじめとする公共施設や、道の駅しもつけなどに配置した。市内にあるJR宇都宮線3駅から徒歩で市内を周遊する「下野お散歩ルート」を紹介し、歴史やグルメ情報も掲載している。

 観光ガイドブックはAB5判、フルカラー20ページ。1万冊作成した。下野お散歩ルートは、「ドイツの文化感じる石橋駅コース」「歴史とグルメ散策自治医大駅コース」「自然に囲まれた史跡を巡る小金井駅コース」と、駅ごとにテーマを設定している。

 自治医大駅のコースは、下野薬師寺復元回廊や下野薬師寺歴史館、龍興寺、道の駅しもつけなどを巡る。距離は約9キロで、所要時間は施設見学を含め4時間。他コースも「駅からハイキング」をコンセプトに4~5時間半の行程が組まれている。各駅には、観光用のレンタサイクルも用意されている。

 ガイドブックには、国分寺跡、機織形埴輪(はたおりがたはにわ)といった史跡や出土品などを掲載した歴史の特集ページのほか、ランチやスイーツのグルメ情報のページを収録している。市観光協会は「ガイドブックを、密を避けて市内を巡るお供にしてもらえたら」としている。

地図を開く 近くのニュース