「いちごの駅北山」に 期間限定 駅名標を除幕 真岡鉄道

下野新聞
2020年12月17日

 【益子】駅から歩いてイチゴ狩りに行けることをPRしようと、町内の観光関連事業者でつくる「駅からいちご狩り実行委員会」は15日、真岡鉄道北山駅の期間限定の愛称「いちごの駅北山」の駅名標の除幕式を同駅ホームで行った。駅名標は来年5月9日まで掲示される。

 徒歩5分ほどの場所には、塙の吉村農園とJAはが野益子観光いちご団地がある。駅から歩いて行けるイチゴ狩りスポットは珍しいことから、2017年に愛称使用が始まった。

 式には吉村想一(よしむらそういち)委員長や真岡鉄道の関康雄(せきやすお)専務取締役らが出席し、イチゴがデザインされた縦約60センチ、横約90センチの駅名標の除幕を行った。吉村委員長は「新型コロナウイルスで自粛傾向だが、個人客をターゲットにしたイベント。町の他の観光への懸け橋にもなるといい」と話した。

 1月17日には、イチゴ狩り会場から益子焼窯元共販センターなどへの無料シャトルバスを運行する予定。(問)町観光協会0285・70・1120。

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