多彩な野菜、健康に絶好 ガパオライス mammy’s soup(佐野)

下野新聞
2020年9月16日

 野菜ソムリエの資格を持つオーナー松林真弓(まつばやしまゆみ)さん(39)のこだわりは「彩り」だ。「色味が多ければ多いほど、たくさんの栄養素が取れるのですよ」

 最近人気が高まっているというガパオライス(税別780円)は、赤や黄色のパプリカなどが入り、添えられた目玉焼きのオレンジ色が際立つ。周りを囲む紫キャベツのマリネなどの副菜も色彩豊か。

 2014年にオープンした「mammy’s soup(マミーズスープ)」のコンセプトの一つは、子育て支援。自身も子育ての大変さや食の大切さを痛感してきたためという。「料理にかかる時間を子どものために使ってほしい」と、旬の野菜をふんだんに使った「レスキュー弁当」などの予約も受け付ける。

 旬の野菜を使ったポタージュなどのスープ類のほか、タコライスなどにサラダや総菜が付いた「カフェごはん」も常連客の根強い支持を得る。

 木を基調とした店内には優しい音楽が流れ、ベビーベッドも用意されている。「家族のために作るのと同じ気持ちで作っています」と笑顔で話す松林さんの人柄が、料理や店にも表れているようだ。

 【メモ】佐野市田沼町566の5。午前11時半~午後2時、午後4~6時半。毎週日曜、第2、第4月曜定休。(問)0283・55・5655。注文後に作るため、テークアウトは事前予約がお勧め。

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