「高山の女王」かれん 日光白根山にコマクサ咲く

下野新聞
2020年6月25日

「高山植物の女王」と呼ばれるコマクサが、群馬県片品村の日光白根山ロープウエー山頂駅にあるロックガーデン(標高2千メートル)で咲き始めた。

コマクサは高さ5~15センチで、馬の顔に似た花であることが名前の由来。ロックガーデンでは、施設を運営する日本製紙総合開発が管理している。

24日はロープウエーが運休したものの、山頂駅では同社社員が花などの手入れをした。周囲は濃霧に包まれたが、時折、晴れ間から日光白根山が姿を現し、かれんな花が陽光に輝いた。8月中旬まで楽しめるという。

同社の千明(ちぎら)靖久(やすひさ)さん(46)は「ロープウエーは相席なく乗るなど、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じている」と話した。

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