スノーシュー 白銀満喫 奥日光で臨時ツアー

下野新聞
2020年2月25日
スノーシューで白銀の森を歩く参加者

 奥日光の雪を満喫するスノーシューツアーが24日、日光市湯元で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大で中止された雪上イベントに代わり臨時開催されたが、県内外から定員の2倍の21人が参加した。

 ツアーを実施したのは日光湯元ビジターセンター。地元旅館業者などによる同日の雪上イベントが中止となったため、「少しでも奥日光の冬を楽しんでもらいたい」と企画した。

 この日、参加者は青空の下、前日に約15センチの新雪が積もった湯元温泉街周辺の森をスノーシューで散策。ガイドから動植物の解説を受けたり、斜面を滑り降りたりして白銀の世界を楽しんだ。

 家族5人で参加した栃木市箱森町、会社員大阿久敏(おおあくさとし)さん(38)は「自然の中で新型ウイルスを気にすることなく、雪を楽しむことができた」と話していた。

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