《食いこ》BLEND MARKET(水戸市) 注文受けコーヒー豆焙煎

茨城新聞
2020年2月9日

注文を受けてからコーヒー豆を好みの深さに焙煎(ばいせん)してくれる水戸市の「BLEND MARKET(ブレンドマーケット)」。サイホンで入れたコーヒーを味わいながら、ビルの2階でゆったりとした時間を過ごせる。

店主の安勇紀さん(38)は、喫茶店を営んでいた父親の影響もあり、2016年に店を開いた。日本スペシャルティコーヒー協会のコーヒーマイスターを取得するなど、コーヒーの知識と、抽出や豆の評価などの技術を深めた。「学べば学ぶほどコーヒーの面白さに気付いた。焙煎した豆とサイホンで入れたコーヒー。トータルで奥深さを伝えたい」と話す。

ブラジル、コロンビア、エチオピア、インドネシアなど世界各国のコーヒー豆が常時約30種類並ぶ。厳選して仕入れる豆への思い入れは強い。「飲みやすさを重視している。同じ産地でも豆の出来栄えは毎年変わるため、今年と同じ豆が来年手に入るとは限らない」。注文を受けてから店内の焙煎機で生豆をローストする鮮度のよさが自慢。

「同じ豆でも焙煎の違いで味が変わる。お気に入りの味を見つけてほしい」と、焙煎度合いは浅煎(い)りから極深煎りまでの7段階から選べる。焙煎度合いを決めたり、酸味や苦味の多い少ないなど好みの豆を探したりと、自家焙煎ならではの楽しみ方ができる。

店で飲めるコーヒーは、その日お薦めの数種類から豆を選び、蒸気圧を利用するサイホンで入れる。「サイホンは抽出する間、熱を加えるため、安定した味わいとすっきりとした飲み応えが楽しめる。昔の喫茶店を知る人には懐かしく、若い人には新鮮に映るはず」。豆の購入者には割引価格で提供する。

ワッフルやチーズケーキなどコーヒーに合う菓子もそろえる。手作りのコーヒーゼリーは極深煎りで作る大人の味。琥珀(こはく)色のコーヒーシュガーをトッピングする。

コーヒーと共にアンティークを扱う。コーヒー豆を入れる木製のケースや飾り棚、韓国の古い家具などの調度品が店内の雰囲気を味わい深くする。アメリカ製のカップ、フランス製のキャニスターなどコーヒー関連のアンティークに力を入れている。

■お出かけ情報
BLEND MARKET
▼住所は水戸市河和田町477の3 MTビル2階
▼営業時間は午前11時~午後6時
▼定休は月曜(祝日は営業)
▼(電)029(388)0111

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