「真壁のひなまつり」4日開幕 江戸から現代までの多彩なひな人形飾られる

茨城新聞
2020年2月1日

春の訪れを告げる桜川市真壁地区の恒例行事「真壁のひなまつり 和の風第十八章」(同実行委主催)が4日、開幕する。約170軒が参加。店先などに江戸時代から現代までの多彩なひな人形が飾られ、地域住民が来訪者を温かくおもてなしする。会期は3月3日まで。

初日は、名物「うまかべすいとん」の試食会が開かれる。300食限定で提供される。会場では絵手紙や切り絵、写真展なども企画されている。16日には真壁伝承館で人形浄瑠璃の伝統を継承する「真壁白井座」のひなまつり公演もある。

期間中の毎週木曜~日曜には、地元ボランティアによる街並み案内も行われる(要予約)。地区の登録文化財を中心に伝統的な建物や街並みについて、現地を歩きながら案内する。

周辺には臨時駐車場が複数設けられるほか、JR岩瀬駅と会場近くの「下宿」バス停、筑波山口を結ぶ市バス「さくらがわGO」が毎日運行。29日、3月1日は、TXつくば駅から市営高上町駐車場間を直結する臨時バスも運行する。詳細は市観光協会のホームページ。問い合わせは、市商工観光課(電)0296(23)8200

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