米蔵で「ひにゃまつり」、工芸品 桜川・真壁 3月末まで

茨城新聞
2021年2月20日

桜川市真壁町田の酒造会社、西岡本店の蔵で、段飾りのひな人形と県内在住のクラフト作家の作品を集めた「蔵のひにゃまつり展」が開かれている。猫好きの作家6人が集い企画したもので、「猫の日(2月22日)」に合わせて、猫をモチーフにした作品の展示も予定されている。期間は3月末まで。

米蔵だった場所を会場に、同店は約10年前から毎年、「真壁のひなまつり」の期間中に合わせてひな人形と、作家作品を集めた展覧会を開催。今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、ひなまつりは中止となったが、感染症対策を徹底した上で、展覧会を実施している。

展示したひな人形は12点。都内在住の女性から寄贈されたという昭和初期のひな飾りや昭和40年代の京びななどが並ぶ。草木染やチョークアート、フラワーアレンジメント、ひょうたん細工などの作家作品も展示されている。

西岡勇一郎社長(45)は「展示作品は随時、増やしていく予定。面白い作品も並んでおり、楽しんで見てほしい」と話している。問い合わせは同店(電)0296(55)1171

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