古民家でシチュー堪能 「高萩茶寮」3年目 21日から期間限定

茨城新聞
2019年9月20日

高萩市上手綱のかやぶき古民家「穂積家住宅」を活用した期間限定レストラン「高萩茶寮(さりょう)」が21日から営業を始める。2017年から始まり3年目で、東京・銀座の割烹(かっぽう)「六雁(むつかり)」の秋山能久総料理長が今年もメニューをプロデュース。紅葉シーズンなどに同市を訪れる行楽客に、地元産食材をふんだんに使ったシチューを提供する。

メニューは常陸牛ビーフシチュー膳(2900円)、県産ブランド豚「常陸の輝き」を使ったポークシチュー膳(2500円)、同市産野菜のみを使ったシチュー(1800円)-の3種。メイン料理に、季節の野菜を使った小鉢や椀(わん)物(もの)がそれぞれつく。秋山総料理長は「肉と野菜のうま味がたっぷり入っていて、食感を楽しめるよう具材にもこだわった。心も体も満たしてもらえれば」とPRする。

同市特産の食用ホオズキのパフェ(1300円、1日10食限定)、紅葉を思わせる盛り付けのあんみつ(850円)なども楽しめる。六雁は既存の枠にとらわれない和食を提供し「スーパー割烹」とも称される。水戸市出身の秋山さんは、いばらき食のアンバサダーなどを務め、17年から高萩茶寮のメニュー監修に携わっている。

価格はいずれも税込み。期間は12月1日まで。営業時間は午前11時~午後4時。月曜定休。問い合わせは高萩茶寮(電)0293(23)1070

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