《食いこ》絶品ほしいも&cafe寿や(鉾田市) 笑顔も魅力、季節限定カフェ

茨城新聞
2019年9月1日

鉾田市の「絶品ほしいも&cafe寿や」は二つの顔を持つ。国道51号沿いのしゃれた店舗は、4月下旬から10月末まではカフェ、11月からは干し芋の直売所になる。

店主の浅倉朋子さん(49)は大の干し芋好き。その愛情は自ら干し芋作りを始めてしまうほど。干し芋の直売所として建てた店舗をオフシーズンにも活用しようと、6月にカフェをオープンした。朋子さんと長女千夏さん(23)が切り盛りする。農業の盛んな同市産の農産物を積極的に取り入れたメニューと、2人の明るい笑顔でのもてなしが魅力だ。

カフェの看板メニューは料理好きの千夏さんが3日かけて作る「寿やオリジナルカレー」。あめ色になるまで玉ネギを炒め、セロリやトマトなど10種類以上の野菜が入っている。紫玉ネギと紫キャベツで作るインドの漬物「アチャール」とゆで卵を付け合わせて、彩り豊かに盛り付ける。

玄米パンに手作りソーセージを挟むホットドッグも人気。同市の獣医、末岡弘行さん(82)の指導で、同市産のSPF(特定の病原菌を持たない)豚でソーセージを作る。化学調味料や防腐剤は一切入れないという。

同市産のイチゴや土浦市産のブルーベリーなど、シェイクは作りたてが味わえる。

今年の「水戸の梅大使」を務める千夏さんはカフェとの両立に忙しい。「カフェも梅大使もいろいろな人との出会いが楽しみ」と爽やかな笑顔を見せた。

朋子さんは3年前、自宅敷地内に作業場を建て、干し芋作りを始めた。品種は同市産「紅はるか」。「いろいろな畑のサツマ芋を試しに試して、地元のおいしい農家さんから仕入れている」と自分で栽培するよりも良質な芋だけを厳選して作ることにした。

干し芋作りは冬場、女性スタッフ10人で作業する。甘味のあるきれいな干し芋を作るために「長めにふかす」「乾燥機を使わずハウス天日干し」など工程一つ一つにこだわる。朋子さんは「きれいでおいしい干し芋はもちろん、安全安心を心掛けて丁寧に作っている」と話す。直売所の営業では干し芋購入者にコーヒーを提供する予定。

■お出かけ情報
絶品ほしいも&cafe寿や
▼鉾田市玉田868の1
▼カフェの営業時間は午前10時半~午後5時半ごろ
▼不定休(営業は電話で確認を)
▼(電)070(4476)5884

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