「農家の納豆」10日発売 菊水食品 無農薬県産大豆100%

茨城新聞
2019年1月9日

納豆メーカーの菊水食品(日立市東大沼町、菊池啓司社長)は8日、無農薬の県産大豆を100%使用した新商品「いばらき 農家の納豆」を10日に発売すると発表した。県北・県央地域の6農家が栽培した6種類の大豆をそれぞれの特性に合わせて加工することで「素材そのものの味が楽しめる本物の納豆が完成した」(菊池社長)。健康志向の強い50代から60代をターゲットに年内3千セットの販売を目指す。

商品は、黒神大豆▽鞍掛▽茨城青在来▽金砂郷在来青御前▽青御前▽城里青御前-の地大豆6種類(各30グラム)を納豆にして箱詰め。1箱1710円(税別)で、同社併設の直売所や同社ホームページのほか、県のアンテナショップ「IBARAKI sense(イバラキセンス)」、大手百貨店、高級スーパーなど首都圏を中心に販売する。

菊池社長は「安心安全はもちろん、それぞれの大豆が持つ特徴を生かした納豆に仕上がった。たれではなく、塩やわさびを付けて、そのまま食べてもらうのもいい」と話した。問い合わせは同社(電)0294(52)5443

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