創作料理ふんだんに 期間限定「高萩茶寮」 7日開店 常陸牛、ローズポーク活用

茨城新聞
2018年10月1日

高萩市上手綱の県指定文化財「穂積家住宅」を活用した期間限定レストラン「高萩茶寮(さりょう)」が、7日にオープンする。唯一無二の和食を提供する東京・銀座のスーパー割烹(かっぽう)「六雁(むつかり)」の秋山能久総料理長が昨年に続いて監修し、今回は常陸牛とローズポークを組み合わせたボリューム感たっぷりの料理を用意。高萩の名産をふんだんに使ったバラエティーに富んだメニューで出迎える。

メニューは、常陸牛ランプステーキ丼膳(2900円)▽ローズポーク味噌生姜(みそしょうが)焼き丼膳(1600円)▽常陸牛ランプステーキ&ローズポーク味噌生姜焼き饗演(きょうえん)丼膳(2300円)▽常陸牛ハンバーグ ドライカレー膳(2500円)▽ローズポーク味噌生姜焼き ドライカレー膳(1900円)▽高萩紅葉あんみつ(750円)-など。

各丼膳は、豚と牛のぜいたくな丼でお得なボリューム感を感じる。生姜焼きはみそを加えて味付けし、色付けとしてもやしとトマト、サニーレタスを添えた。丼以外にドライカレーのプレートも。オリジナルのドライカレーに豚、牛、細かい野菜を含めて彩りの良い一つのプレートに仕上げた。甘味にはあんこから手作りのあんみつを用意した。

秋山総料理長は「昨年の経験から、今年は何にチャレンジできるのかを話し合った。非日常の空間で、語らいながらおいしく食べてもらえれば」と話す。秋山総料理長は水戸市出身。東京都目黒区の「割烹すずき」で10年間の修業の後、精進料理店「月心居(げっしんきょ)」(渋谷区)を経て、2005年から現職。世界料理学会ディレクター、いばらき大使、いばらき食のアンバサダーなどを務める。

期間は12月2日まで。営業は午前11時~午後4時(ラストオーダーは同3時)。10月は月曜定休で、11月が無休。問い合わせは高萩茶寮(電)0293(24)9090

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