稲敷市 ブランド菓子制作へ ふるさと納税CF活用 開発、高校生に委託

茨城新聞
2018年6月12日

稲敷市は、ネットを使い多数の人から活動資金を募る「クラウドファンディング(CF)」を活用し、「江戸崎かぼちゃ」やレンコンなど市内特産品を使ったお菓子作りのプロジェクトを始めた。ふるさと納税のサイトを通じて、菓子作りに必要な費用を寄付金として集める。制作は江戸崎総合高校(同市江戸崎甲)の生徒たちに委託する。市は「稲敷ブランドのお菓子を作れれば」と期待を込める。

取り組むのは、「稲敷市を元気に!高校生による特産物スイーツ開発プロジェクト」。目標金額は108万円で、達成すれば高校へのスイーツ開発委託費用に充てる。寄付は10月まで募り、来年3月にレシピを完成させる計画。

市は、ふるさと納税の総合サイト「さとふる」が提供している「さとふるクラウドファンディング」を使う。寄付者が同市へのふるさと納税を申し込んだ際、税金の使い道に同プロジェクトを選ぶことで寄付金がたまり、プロジェクトの支援ができる仕組み。1万円以上の納税者には、返礼品として市内産のコシヒカリ15キロが贈られる。

スイーツ開発には、江戸崎総合高の食品コースに所属する3年生7人が中心となって挑む。市の委託を受け、市内産のブランド農産物「江戸崎かぼちゃ」や「浮島れんこん」、ブルーベリーといった食材を選び、スイーツ商品を一つ作る。レシピは公開し、市内の菓子店などに提供する予定。

同校によると、生徒は昨年、江戸崎パーキングエリアで行われたイベントで、江戸崎かぼちゃのパウンドケーキを作って販売し、好評を得た。石崎理有(りある)教諭は、プロジェクト参加によって「生徒は主体となって考え、さまざまな商品を見る目を養っている。若いアイデアで良い商品を作ってもらえれば」と期待した。

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