「関東一」の3万発 8月11日 うつのみや花火大会

下野新聞
2018年4月5日

 市民らでつくるNPO法人「うつのみや百年花火」は4日、宇都宮市役所で大会関係者らによる決起集会を開き、今年の花火大会を8月11日に同市道場宿町の鬼怒川河川敷で開催、関東最大規模の約3万発を打ち上げることを発表した。

 「うつのみや花火大会」は今年で12回目で、テーマは「希望」。松本篤(まつもとあつし)会長(37)は「3万という数字は関東一。関東一の花火大会が、宇都宮で開催されます」と宣言した。

 昨年は約2万発を打ち上げたが、今回は恒例の2尺玉3発を廃止。その分、1万発増の約3万発を打ち上げる。これまで通り約2時間の構成で、より密度の高い演出になるという。

 直径700メートルの安全確保区域を別途必要とする2尺玉を廃止することで、会場をより広く利用できる。同法人は観覧スペースの拡大や、一般向け駐車場の設置による交通手段の充実を検討しているという。

 この日の集会では、大会イメージガール3人や、初の公募によるイメージソング2曲もお披露目された。

 松本会長は「平成最後の大会をすてきな演出で、未来を担う子どもたちに希望を与えられるよう、活動していく」と抱負を語った。

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