龍ケ崎「まいんバザール」 “コロッケの街”定着 3月4日で200回

茨城新聞
2018年2月28日

龍ケ崎市の中心商店街に活気を生み出すため、16年以上毎月第1日曜日に開催されてきた「まいんバザール」が3月4日で200回を迎える。メインは市商工会女性部有志のコロッケ店。バザールが浸透するにつれ、“コロッケの街”として知れ渡るようになり、これまで延べ計約240万人が来場。多い日でコロッケ3千個を完売するまでになった。関係者は「自分たちの街を元気にしたいという“龍ケ崎愛”があったから続けてこられた」と感慨深げに話す。

市商工会によると、同市では2000年6月に中心市街地活性化対策として、公立のまんが図書館「市街地活力センターまいん」が開設。開設ほどなくして同会女性部有志(現「龍ケ崎まいんコロッケ」)が、図書館に通う子どもたち向けに、まいん裏の駐車場で手作りコロッケの提供を始めた。ただ、手狭だったため、龍ケ崎まいんコロッケ代表の吉田京子さん(75)が「もっと広い場所だったら人も来る。大勢の人にコロッケを食べてもらいたい」と同会に打診し、川北嗣夫同会会長(71)が「コロッケを目玉にして地域活性化を図りたい」と同会主催のバザール開催を決定。中心商店街の一角にある公園(現にぎわい広場)で01年7月から始まった。

1回目は同会女性部有志のコロッケ店など約10店舗が参加。約千人が来場しコロッケ約300個を売り上げた。バザールの定着を図るため、1度も休まず毎月第1日曜日に開催された。

イベントにも工夫を凝らし、03年には当時、市商工観光課職員だった大竹昇さん(63)=現同会事務局長=が佐貫駅から会場までのハイキングイベントを発案。1日で約1500人が参加し盛り上がった。

回を重ねるごとに龍ケ崎はコロッケの街として認知されるようになり、市内飲食店で構成する「コロッケクラブ龍ケ崎」が03年1月に発足したほか、13年11月には全国コロッケフェスティバルの開催も実現し、全国から約5万人が来場した。14年にはインターネットのご当地メシ決定戦で龍ケ崎コロッケが日本一に輝いた。

バザールには現在、約30店舗が出店。来場者が3千人を超えることもあり、商店街のにぎわいづくりに大きく貢献している。川北会長、吉田代表、大竹事務局長は「龍ケ崎の名前を出せば『コッロケで有名ですよね』と多くの人に言われるまでになった。楽しみに来てくれるファンも多いので、やれる限りは続けたい」と意気込みを見せる。

200回記念のまいんバザールは3月4日午前10時~午後2時まで同市のにぎわい広場で開催。記念イベントとしてコロッケ横丁と銘打ち、まいんコロッケや県内有名店計6店が出店する。茨城新聞社もブースを出し、試読紙の配布や記念日の新聞の発行を行う。

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