《茨城いちばん》ロケ支援 都心近い「聖地」

茨城新聞
2018年2月4日

映画やドラマなどを撮影するロケの誘致を行う「いばらきフィルムコミッション(FC)」。2002年10月の設立から、17年11月までのロケ支援作品数は累計5500本以上に上る。撮影隊による地域経済効果は累計71億4千万円(02~16年度)と推計される。

支援作品数は、13年度以降は毎年500本を超え、16年度は全国でダントツの526本。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」やドラマ「とげ 小市民倉永晴之の逆襲」など、宿泊を伴う撮影隊のロケが15年度と比べ17日間増えたため、経済波及効果の推計額は過去最高の6億2千万円(前年度比29%増)となった。

中でも、県北地域を中心に撮影が行われた「ひよっこ」は撮影隊が延べ30日以上、県内に宿泊。高萩市内での撮影は日帰りを含め延べ59日間に上り、延べ2570人ほどのスタッフが活動した。

都心から近く、ロケ実績ナンバーワンを誇る本県は、映画・ドラマ制作関係者の間では「ロケの聖地」として定着し評判も高い。同FCには毎日10件ほどの撮影に関する相談があるという。

ロケ地に選ばれる理由の一つには、「茨城県内は日本の縮図で、撮影場所によって北海道から沖縄のどこの町にでもなれる。レトロな風景から現代の風景まで、さまざまなロケーションになり得る」(同FC)ことが挙げられる。

ボランティアエキストラや炊き出しなど、積極的な住民参加も強みだ。祭りにでも参加するかのように、手弁当で一人一人がロケ支援を心底楽しむ県民性が撮影を支えている。

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