茨城県庁前で特撮ロケ 8時間封鎖 住民ら500人共演
茨城新聞
2018年10月15日
人気特撮シリーズの最新映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」のロケが14日、水戸市笠原町の茨城県庁前を通る県道で行われた。通りは約8時間封鎖され、地元住民ら約500人のエキストラが仮面ライダーとの共演を楽しんだ。
県観光物産課によると、2017年度末までに県と県内市町村のフィルムコミッションがロケを支援した作品は5902本あるが、日中に中央分離帯のある4車線道路を封鎖した大規模ロケは初めて。県庁前を走る高速バスはバス停を移設して運行したという。
ロケは同日午前7時に始まり、仮面ライダーがオートバイで並走するなど映画のクライマックスを撮影した。エキストラは仮面ライダーに声援を送ったり、悪役から逃げたりする群衆役に挑んだ。
山口恭平監督(37)は仮面ライダーシリーズの撮影が県庁で頻繁に行われていると明かした上で、「映画のために、ここだけは手を付けていなかった場所」と思いを口にした。
親子でエキストラを務めた水戸市の内藤恵美さん(32)は「映画を見るのが楽しみ」と満足顔。
同映画の県内ロケは笠間市内や県庁などで計4日間行われる。映画は12月22日に全国で公開される。
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