ロケ誘致1500本で式典 常総FC 市長「今後も積極的に」

茨城新聞
2020年12月19日

常総市内に映画やドラマなどのロケ地を誘致し、撮影を支援している「常総市フィルムコミッション(FC)」が2003年6月の発足以来、ロケ誘致の実績が1500作品目に達した。同市は18日、記念式典を常総市生涯学習センター(同市水海道天満町)で開き、神達岳志市長は「今後も積極的に力を入れていきたい」と意気込んだ。

市内でこれまでに映画やドラマなどの撮影が行われた場所は「坂野家住宅」「あすなろの里」「きぬ総合公園」など20カ所以上。ロケ誘致は08年に500本、13年に千本となった。

1500本目となる作品は22年春公開予定の映画で、人気俳優が主演を務めるという。1500本達成にちなみ、市内の菓子メーカーの「うまい棒」1500本を贈られた坂下雄一郎監督は「コロナなどで撮影場所が見つけにくい中、提供してもらった」と感謝した。

常総FCは03年に旧水海道市で「水海道フィルムコミッション」として設立。街の活性化を図る目的で、映画やドラマ、CMなどのロケを支援してきた。06年の市町合併により、常総FCに名称変更した。

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