「お祝いだ」 しぶき熱く 川原湯温泉で湯かけ祭り 長野原

上毛新聞
2018年1月22日

温泉の湯をかけ合う奇祭「湯かけ祭り」が大寒の20日早朝、長野原町川原湯の川原湯温泉共同浴場「王湯」で行われた。下帯姿の男性60人が厳しい寒さの中、豪快に湯をかけ合い、源泉が湧き続けることを願った=写真。
祭りは午前5時に開始。神事の後、初めて「総大将」となった篠原健さん(41)の掛け声を合図に、紅白に分かれた参加者が「お祝いだ、お祝いだ」と叫びながら湯をかけた。約300人の観衆から歓声が上がった。
約400年前、温泉が枯渇した際、ニワトリをささげて祈願したところ、再び湯が湧き出し、湯をかけ合って喜んだのが祭りの起源とされる。八ツ場ダム建設に当たり、王湯が代替地に移転してからは4回目。実行委員長の樋田省三さん(53)は「つないでいくことが大切な祭り。今年も開催できたことがうれしい」と話していた。

 

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