源泉掛け流し魅力 常総・「きぬの湯」

茨城新聞
2017年8月11日

2004年に開業した常総市内守谷町の温泉施設「きぬの湯」の利用が好調だ。さまざまな風呂で源泉掛け流しの天然温泉を楽しめるのが最大の魅力。豊富な湧出量や泉質が認められ、10月には、温泉地以外の入浴施設としては異例となる「日本源泉かけ流し温泉協会」への加盟が予定されている。

同施設を運営するのは、住宅向けユニット基礎鉄筋製造販売の「メークス」(守谷市中央)。創業者の森山雅明さんと妻京子さんが、全国各地の湯治場を訪ねる中で、「本物の温泉に毎日入りたい」と思い立ったのが開業のきっかけ。今では年間延べ20万人が訪れる人気施設で、同社の事業の柱の一つにもなっている。

同協会は、奥塩原温泉(栃木県)や湯田川温泉(山形県)など全国の温泉場12カ所にある153の旅館や入浴施設などで組織。県内施設の入会は初めて。

源泉掛け流しは、湧き出したまま成分を損なわない源泉を循環させず、新鮮な状態のまま浴槽を満たしていること。同協会は、同施設について「毎日、温泉を入れ替えるなど清潔感があり、高品質の温泉であると確認が取れた」と評価した。

本館の露天風呂は男女計10種類、内湯は同11種類。温泉は弱アルカリ性で、神経痛や筋肉・関節痛、切り傷、慢性婦人病などに効能がある。敷地内には、地元の新鮮野菜や地酒などを販売する物産館をはじめ、貸切風呂や家族風呂を備えた別荘、本格的な和食を楽しめる食堂もある。

森山泰宏専務は「豊富な湯量と泉質、物産館、食堂、別荘の4点が特徴」とアピールする。

取手市から訪れた友清勝雄さん(74)は「新聞で知り、10年前から来ている。いろいろなお風呂に1時間かけて入り、体も心もリラックスしている」と話した。  

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