本格茶、パッケージに 水戸の英国デザイン商品第1弾

茨城新聞
2017年8月1日

英国デザインを商品に取り込み、地元企業の競争力強化を促す水戸市と常陽銀行(本店同市)などによるプロジェクトで、第1弾となる商品が31日、同行本店でお披露目された。場所を選ばず本格的なお茶が手軽に飲めるよう、パウダー茶を携帯向けにパッケージ化した商品で、若者を主なターゲットに販売促進を目指していく。

新商品は「3タイム・ティー」。お茶の牧ノ原(同市)が販売している煎茶、玄米茶、ほうじ茶の各パウダー茶を、それぞれ朝昼夜のシーンに合わせて楽しめる商品に仕上げた。縦7センチ、横10センチ、厚さ1・8センチの「化粧品程度のサイズ」(同行)にパッケージ化し、各1グラム入りのパウダー茶を6本封入した。

デザインは英国の国際文化交流機関「ブリティッシュ・カウンシル」を通し、同国の大学や専門学校にアイデアを募集。21校の47人から応募があり、英ボーンマス芸術大のエミリー・ブレイブルックさん(22)の案が採用された。

消費者の年齢層や他の商品とのセット販売の傾向など探るため、9月までクラウドファンディングを活用した販売戦略を構築し、10月から同社店舗などで本格的に売り出す。価格は800円(税別)。

同社の五條史男社長は「若者のお茶離れにより、市場は大変厳しい。(新商品は)かわいいデザインで、手軽に質の高いお茶が飲める。女性の日常遣いや贈答用などに利用してもらいたい」と説明。今後は、宿泊施設のアメニティーグッズなどとして売り込みたい考えを示した。

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