そばでキジ堪能して 定食で看板メニューに 道の駅甘楽の食堂

上毛新聞
2017年7月24日

道の駅甘楽(甘楽町小幡)は、地粉そばや野菜、愛媛県鬼北町から仕入れたキジ肉をふんだんに使った新メニュー「キジそば定食」の提供を食堂で始めた。

米とキジ肉、キビ、地元産のニンジン、シイタケを混ぜた名物「桃太郎ごはん」と、地粉そば、キジ肉団子をセットにした。そばのつけ汁はキジのがらでだしをとり、キジ肉も入れている。
キジ肉は長野県の業者が生産をやめたため、今春から仕入れ先を変えた。味は濃厚で、つけ汁の濃さを最後まで調整したという。
調理担当の金田典子さん(56)らが、32年前の町物産センター開設時に地元食材を使った桃太郎ごはんの開発に携わった茂原荘一町長にも意見を聞き、新メニューを考案した。
キジ肉の皮とゴボウ、こんにゃくの煮物、漬物、果物付きで1280円。1日10食限定で販売する。
道の駅甘楽を運営する町都市農村交流協会の三木純一理事長は「町の名物を見直し、発展させたキジそば定食を看板メニューに育てていきたい」と話している。
食堂の営業は午前11時半~午後4時。問い合わせは道の駅甘楽(0274・74・5445)へ。

 

【写真】甘楽町の食材と愛媛産のキジ肉を使った新メニュー「キジそば定食」

地図を開く 近くのニュース