「キハ40形」に感謝込め 烏山沿線で多彩な催し JR東日本

下野新聞
2017年2月10日

 【那須烏山】JR東日本大宮支社は9日、JR烏山線(宝積寺-烏山駅)のディーゼル気動車「キハ40形」が来月引退するのに伴い、沿線自治体で実施する記念イベントの内容を発表した。烏山線の名前の由来となっている市内では、烏山駅前でマルシェやコンサート、写真展などを開催。沿線各駅では記念入場券や記念弁当を限定販売する。最終運行の3月3日は往路と復路で見送りイベントも行う。同支社は「長年の利用に感謝を込め、地域の皆さんと共にキハ40形を見送りたい」と話している。

 烏山線のキハ40形は1979年から運行。市と高根沢町の沿線各駅が七福神に由来することから「七福神のからせん」の愛称で地域住民や鉄道ファンに親しまれてきた。関東地区で唯一走るキハ40形も、3月4日のダイヤ改正で全て蓄電池駆動電車「アキュム」に切り替わる。

 同支社は、ダイヤ改正前の2月18日~3月3日、沿線各駅でキハ40形へのメッセージボート設置や絵画・写真展を実施。24日には宇都宮や宝積寺、烏山駅で限定の記念入場券を販売する。24日~3月3日には宇都宮駅でキハ40形をデザインした限定の記念駅弁も販売する。

 最終運行となる3日は、烏山駅前でオカリナコンサートを行うほか、特産品や同駅弁などを販売するマルシェを開催。往路の宇都宮駅で午後3時ごろから、復路の烏山駅では午後4時半ごろから、引退記念オリジナルヘッドマークを付けたキハ40形を駅員や地域住民などが見送るイベントを実施する。

 長年にわたり地域の交通手段として働いた「キハ40形」に対し市は「沿線自治体を代表してお疲れさまでしたと言いたい」とねぎらった。

 (問)市商工観光課0287・83・1115。

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