《旬のいちおし》 鉾田・ちぢみコマツナ 肉厚な甘み強い葉

茨城新聞
2017年1月18日

「この味の濃さと歯応えは、今の時季しか出ない」と語るのは、鉾田市樅山で「ちぢみコマツナ」を栽培する大盛誠一さん(40)。メロン栽培の傍ら、冬の端境期の品目として、5年前から生産を始めた。

この季節になると、40アールの敷地内に設置されたビニールハウスで、妻の香織さん(39)のほか、外国人研修生2人とともに収穫作業に大忙しだ。

ちぢみコマツナは寒気にさらすことで、葉がぎゅっと縮まり、肉厚となり、歯応えが生まれる。えぐみが少なく、甘みが強く感じられ、通常のコマツナより味が濃いのが特徴。大盛さんは「ベータカロテンやビタミンCなどの栄養価も高い」とアピールする。

最も気を配るのは温度管理。2重のハウスやトンネルにビニールを張り、気温や天候、日照に合わせて開け閉めして温度を調整し、程よい寒さの中、ゆっくりと育てていく。

大盛さん方では2月末まで出荷に追われる。今年は栽培しやすい気温と天候で、納得の出来栄え。「知名度はまだまだ。多くの人においしさを知ってほしい」と力を込める。

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