北浦産のナマズ料理 鉾田、名物目指し試食会

茨城新聞
2016年12月1日

北浦産ナマズを使った料理で地域活性化を目指す鉾田市は11月30日、2回目の料理研究会を同市造谷の市旭保健センターで開き、創作料理の試食会を通して、食材としてのナマズの魅力を発信した。今後はナマズ料理を提供する市内店舗に共通ののぼりとポスターを貸し出すなどして、ナマズ料理が名物になるよう育てる。

研究会には、市の関係者ら約30人が参加。水戸市と鉾田市の飲食店主ら5人がスープや鍋、シューマイなど10品目を提案した。意見交換で、食味の感想は「臭みがなくおいしかった」と好評価の一方、「売り方が問題」「テーブルに着いてもらう仕掛けを」とPRの課題も見えた。

全てを試食した鬼沢保平市長は「(ナマズの)イメージは正直悪いが、食べればおいしいので(印象が)変わるだろう」と太鼓判。さつま揚げを提案した同市鉾田の居酒屋「いずみ」の服部早苗さん(64)は「これなら好きな食材も入れられるし、子どもも喜ぶ」と胸を張った。

市内には鍋や唐揚げ丼などすでにメニューに取り入れた店もある。市はナマズを活用した料理を提供する市内飲食店に、「鉾田名物 なまず料理」と書かれたのぼりとポスターを貸し出す。

この日は市がPRを委託した企画会社がナマズを縁起ものに仕立てたキャッチコピー「たべて、念じて、眠るだけ」を発表。低カロリーのヘルシーさを売りに「鉾田のパワーフード」としてPRすることを提案した。

市の取り組みは地方創生の一環。担当の市産業経済課は「食は観光の重要な柱。鉾田に来ればこれが食べられるというものを掘り起こしたい」と話した。 

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