突然変異のウーパールーパー人気 かすみがうら

茨城新聞
2016年11月17日

かすみがうら市坂の市水族館で、3月に誕生した体が黄色と白で黒目の突然変異による珍しいウーパールーパー(メキシコサンショウウオ)が話題となっている。

ウーパールーパーは愛らしい顔で人気者。同水族館では5種類約50匹が飼育されている。このうち3種類は突然変異によるもので、3月に誕生したのは、体が白く黒目の「リューシステック」と体が黄色で赤目の「ゴールデン」という突然変異同士が親の突然変異2世。こうしたケースはすぐに死んでしまうことが多いというが、今回は体長12センチまで成長している。

26年にわたって同館に関わる西川卓男館長(55)は「他の種に比べ成長は遅いが、今後どう育つか。今は白と黄が交じっている体の色がどうなっていくかも予想がつかない」と、長生きに驚きながら楽しみにしている様子で語った。

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