鉾田市 北浦ナマズで地域振興

茨城新聞
2016年11月16日

地元の水産資源を活用した食材を開発し地域振興に役立てようと、鉾田市は北浦産のナマズを活用した料理研究会を開いた。1日には鉾田市造谷の市旭保健センターで、同市と水戸市の2料理店が計9品目を市内飲食店に提案。30日には参加者が実際に調理して試食会など行う。市は今後、川エビやワカサギなども研究対象として検討する。

1日に提案されたナマズ料理は、西京焼き▽祐庵焼き▽照り焼き(かば焼き)▽南蛮漬け▽パン粉焼き-の焼き物5品と、カレー▽ライスドッグ▽アヒージョ▽ハンバーグ-のアレンジ料理4品。鉾田地方調理師連合会長で「活魚割烹よこ多」(鉾田市野友)店主の横田利春さん(56)と、茨城郷土料理「山翠」(水戸市泉町)料理長の磯崎秀弘さん(47)がそれぞれレシピを公開し、試食会を行った。

横田さんは「すごく身がしっかりしていて良い素材。感触にほれぼれした」と紹介。磯崎さんは「身が締まりやすい魚。少し癖があるけど面白い」と評価し、商品化を考えていることを明らかにした。

参加したのは市内の飲食店関係者ら約30人。焼き物を試食した女性たちは「臭みがなく、身がしっかりしたタラのようでおいしい」「薬味を工夫すればひと味違うものになりそう」などと話し合っていた。

養殖業者も「需要のある食材になるよう努力したい」と可能性に期待。漁協関係者は「ナマズはいろんな魚に影響を及ぼす。食材として使えれば、こんなにうれしいことはない」と研究を歓迎していた。

市産業経済課の担当者は「将来的に市内で食べられる特産品にしたい。PRして訪れた人たちに提供していければ、街の活性化にもつながる」と話した。

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